銀行で10年勤務した後、大手の芸能事務所へ職替え。
一見、キラキラして見える芸能界は、地道な努力が必要で、けっこう泥臭い世界です。
もとよりの性格もあり、相変わらず私生活は地味でした。
しかし、素敵な食事会などに誘われる機会が銀行員時代よりは多くなり、ハイステータス男子がいる飲み会やパーティに出席することはあったんですよね。
華やかな世界なので、飲みに誘ってくださる人や、声をかけてくださる人はいたんです。
でもね、それだけなんですよ
それね、モテてないんですよ
食事には誘われるものの結婚対象としてみてくれる人はいませんでした。
本気で「プロポーズをしてくれる男性」は、いませんでした。
異性にとって「デート相手」と「結婚相手」って、全然別なんですよね。
違いに気づかないと、あっという間に年をとって婚期が遅れるんです。
私は、ハイステイータス男子に囲まれて、男性を見る目だけが厳しくなりました。